「こんなはずじゃなかった」を防ぐ!加盟契約前にフランチャイズ本部に聞くべき10の質問

フランチャイズ加盟は結婚と同じ。契約後に「話が違う」とならないために、説明会や面談で本部に必ずぶつけるべき10の質問を公開。

お金、テリトリー権、解約条件など、聞きにくいことこそが成功の鍵です。

質問

「フランチャイズの説明会に行ったら、担当者がいい人そうだったから」

「シミュレーションの数字が良かったから」

もし、このような理由だけで加盟契約書にサインをしようとしているなら、一度ペンを置いてください。

フランチャイズ契約は、数百万円、時には一千万円以上が動く投資であり、あなたの人生の数年間を縛る法的な拘束力を持ちます。

加盟後に起こるトラブルの9割は、「加盟前の確認不足」に起因します。

「まさか近くに同じチェーン店ができるなんて聞いていない」

「売上が悪いのに、毎月高いロイヤリティだけ引かれていく」

これらは、「本部が隠していた」場合もありますが、「あなたが聞かなかった」ことが原因であることも多いのです。

本部はビジネスパートナーであり、友達ではありません。対等な関係を築くためには、遠慮せずに鋭い質問を投げかける必要があります。

本記事では、後悔しないために本部に必ず聞くべき「10の質問」を厳選しました。

これらに即答できない、あるいはお茶を濁すような本部は、加盟を見送るべきかもしれません。

お金の問題

パンフレットに載っている数字は、あくまで「標準モデル」です。あなたの店舗でかかるリアルな数字を引き出しましょう。

質問1:「開業にかかる『総額』はいくらですか? 加盟金以外も含めて」

「加盟金100万円!」と大きく書いてあっても、それは氷山の一角です。

物件取得費、内装工事費、研修費、初期在庫、そしてオープン告知の広告費。これらを全て足したとき、予算内に収まるでしょうか?

特に「物件取得費」はエリアによって数百万円単位でブレます。後出しジャンケンのような追加請求がないかは事前に確認しましょう。

質問2:「ロイヤリティの対価として、具体的に何をしてくれますか?」

ロイヤリティは「看板代」ではありません。「経営支援の対価」です。

「売上の10%」を支払うなら、それに見合うサービス(SVの訪問頻度、販促物の提供、新商品開発など)が提供されるのかを確認しましょう。

「困った時に電話相談に乗ります」程度なら、高すぎると判断すべきです。

質問3:「提示された収益モデルは、全店舗の平均ですか? 最高値ですか?」

「月商300万円可能!」という数字が、全店平均なのか、それともトップ店舗の瞬間風速なのか。ここを確認しないと痛い目を見ます。

聞くべきは「撤退ライン(損益分岐点)」です。

「最悪の場合、月商いくらまで落ちても赤字にならないか」というワーストシナリオを共有してくれる本部こそが信頼できます。

リスク

契約書には、専門用語で「本部に有利な条件」が書かれていることがあります。特に以下の3点は、将来の生存に関わる重要事項です。

質問4:「テリトリー権(商圏保護)はありますか?」

これは最も重要な質問の一つです。

「テリトリー権がない」場合、あなたが必死に育てた商圏のすぐ近く(例えば500m先)に、本部が別のオーナーを使って新店舗(ドミナント出店)を出す可能性があります。

これでは、顧客を奪い合い、共倒れになります。

「私の店から半径〇km以内には、他の加盟店を出さない」という約束が契約書にあるか、必ず確認してください。

質問5:「契約期間中の解約(中途解約)の違約金はいくらですか?」

始めたばかりで辞めることは考えたくないものですが、病気や親の介護など、予期せぬ事情で廃業せざるを得ないこともあります。

その際、「残りの契約期間のロイヤリティ全額を一括で払え」といった高額な違約金条項がないかを確認しましょう。

ここが不明瞭だと、辞めるに辞められず、借金だけが膨らむ「地獄」を見ることになります。

質問6:「契約終了後の『競業避止義務』の期間と範囲は?」

もしそのフランチャイズを辞めた後、「看板を掛け替えて、個人の同業種として再出発したい」と思ったとします。

しかし、多くのフランチャイズ契約には「契約終了後2年間は、同業種のビジネスをしてはいけない」という「競業避止義務」があります。

この縛りが厳しすぎると、あなたは飲食業界での再起が難しくなります。どこまでが制限されるのか、明確にしておきましょう。

フランチャイズ キャッシュフロー

「未経験でも安心」という言葉を鵜呑みにしてはいけません。その「安心」の根拠を問いただしましょう。

質問7:「研修期間は何日間ですか? 店頭に立つ実地研修はありますか?」

座学でマニュアルを読むだけの研修で、現場に出るのは無謀です。

ソフトクリームを綺麗に巻く技術、クレーム対応、ピーク時の動線。これらは体で覚えるものです。座学だけでなく、直営店または研修センターでの実地研修などがあるか、確認しましょう。

質問8:「集客やマーケティングは、本部がどこまでやってくれますか?」

「集客は各店舗の自助努力で」というスタンスの本部も多いです。しかし、個人オーナーがゼロからSNSをバズらせるのは至難の業です。

本部がインスタグラムの運用を代行してくれるのか、インフルエンサーを手配してくれるのか。具体的な集客支援策を聞きましょう。

質問9:「新商品は年に何回出ますか?」

スイーツビジネスにおいて「飽き」は大敵です。

定番メニューしかない場合、注意が必要です。また、季節限定商品やトレンドを取り入れた新作がたくさん出る場合もクオリティを下げているだけの場合もあるため、自分の目で確認しましょう。
開発力と開発ポリシーのない本部に未来はありません。

質問

最後に、本部の自信と誠実さを試す「最強の質問」を教えます。

質問10:「既存の加盟店に見学に行ってもいいですか?」

これが最も効果的です。

もし本部が「いや、それはちょっと…」と頑なに拒否するなら、何か隠したい事情があるのかもしれません。

逆に、「どうぞ!〇〇店ならこの時間はゆっくり滞在できますよ」と即答できる本部は、加盟店との関係が良好である証拠です。

実際に店舗の「生の声(良い点も悪い点も)」こそが、どんなパンフレットよりも正確な情報源です。

回答

いかがでしたか?

これら10の質問は、本部にとっては「痛いところを突かれる」質問かもしれません。

しかし、真剣にビジネスをしようとしているあなたには、これらを知る権利があります。

私たちCream Festは、加盟店オーナー様を「ロイヤリティを払う人」ではなく「ブランドを共に育てるパートナー」だと考えています。

だからこそ、

初期費用の内訳も
テリトリー権の範囲も
・厳しい撤退ラインのシミュレーションも

すべて包み隠さず、ガラス張りに公開します。

「説明会でこんなこと聞いたら失礼かな?」と遠慮する必要はありません。

疑問や不安が「確信」に変わるまで、何度でも私たちに質問をぶつけてください。

その対話の先にこそ、長く続く成功への道があると信じています。


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