フランチャイズに加盟して事業を立ち上げることが一般化されていますが、どんな業種を選んだらよいのか迷うのではないでしょうか。
今回は、フランチャイズの事業を比較しフランチャイズ事業を選ぶポイントを解説していきます!
フランチャイズ加盟は事業を成功へ導く
フランチャイズ事業は、事業を提供するフランチャイズ本部と本部のサポートや経営ノウハウを得て事業を行う加盟店が契約を締結し、店舗経営をする事業形態になります。
起業や新規事業を考える事業者がフランチャイズに加盟することは多くのメリットがあります。自身でゼロから事業を立ち上げる場合よりも、限られた資金や時間を効率的に活用することができ、事業の成功確率が高くなります。また多店舗展開しやすいため、1店舗の売上に依存せず、安定した経営をすることができます。
ただし、加盟をすれば良いというものではありません。
加盟前にはフランチャイズ本部のサポート内容や多店舗展開の条件の確認と業種選びが大切です。
加盟説明会で聞いたサポート内容と違う…?と認識のずれが起きてしまうこともあります。そうならないためにも、契約内容をきちんと確認し、お互いが納得した上で契約をしましょう。
そして、フランチャイズには多種多様な業種があります。適切に業種を選ぶことは事業の成功にかかせません。
次節では事業選びの3つのポイントを解説します。
業種はどう選べば良いの?
経験がある業種か
フランチャイズは未経験でも事業を展開できるように仕組みが整っていますが、過去に経験がある業種であれば運営をスムーズに進めやすくなります。ただし、経験があるからといって、これまでのやり方に固執してしまうことには気をつけなくてはいけません。
フランチャイズは成功ノウハウがあり展開されています。そのため、自身の経験を元に独自のやり方に変えてしまうと「うまくいかなくなる」ことがあります。
経歴が長い業界の場合は、本部との進め方の相性が良いかも事前に確認しておくと良いでしょう。
無店舗型か実店舗型か
業種選びでは、店舗の有無も重要なポイントです。
無店舗型
無店舗型は、初期費用や開業後の固定費を抑えることができます。
例えば、無店舗型のハウスクリーニング事業は、自宅を事務所として開業することができるため、初期費用や固定費の資金負担を軽減できます。ただし、無店舗のため自ら積極的に新規営業や広告を打ち出したりと実店舗よりも認知されるまでに時間も資金もかかります。
実店舗型
実店舗型は、家賃や光熱費など固定費がかかりますが、お店自体が広告塔となり集客力が高まります。ただし、「入りやすいお店作りになっているか」「ぱっと見て何のお店かわかるか」とお客様の視点になり店舗設計をする必要があります。
まずは開業資金や運用資金をしっかりと把握し、自分に合った選択をするようにしましょう。
多店舗展開が可能か
フランチャイズ加盟のメリットのひとつは、事業拡大し収益を増やしやすいという点です。フランチャイズに加盟後、事業が軌道に乗ったタイミングで2、3店舗と拡大していくのも選択肢のひとつです。
加盟前に拡大を見据え計画を立てることで、「初期費用が高く2店舗目が展開できない」「投資回収期間が長期間なため、拡大のリスクがある」などという問題を未然に防ぐことができます。
初期費用、投資回収期間などを把握し、しっかりとした計画を立てた上で進めることが大切です。
実店舗型の業種ならソフトクリーム事業がおすすめ
実店舗型のフランチャイズに加盟を考えているのであれば、ソフトクリーム事業はおすすめです。
未経験者でも始められることはもちろんですが、開業資金や運営コストも低く抑えて事業を始めることができます。
実店舗型のビジネスは開業費用が1000万円程かかることが多いですが、ソフトクリーム事業は600〜700万円程度と開業資金が低いため多店舗展開もしやすいです。火やガス、油を使わないため光熱費も低く、仕込みもないのでワンオペでの運営も可能であるため運営コストを抑えることができます。
ソフトクリーム事業で2、3店舗と拡大し収益を安定させることで、新規事業も立ち上げやすくなります。
まずは、問い合わせをし加盟条件や多店舗展開が可能かどうかを確認してみましょう。
まとめ
今回のコラムでは、フランチャイズ事業を選ぶポイントを解説しました。
適切に業種を選ぶことは事業の成功にかかせません。加盟前に、しっかりと計画を立て、自己資金や投資回収期間を把握した上で、フランチャイズ本部と相談しながら進めることをお勧めします。